NZで家を建てる・構造材

 完成してしまうと見えなくなってしまうが、建物の骨格となる構造材は極めて重要な部分だ。

 NZでは通常、構造材としてCCA方式で防腐処理されたラディアタパインを使う。ただし、この材料は大量のヒ素を含んでいて、解体時には特殊な処分方法を用いなければならない。今は関係ないじゃんと割り切ってしまうこともできるのだけど、知ってしまった以上はできれば避けたいし、直接触れない限りは安全といわれても、ヒ素に囲まれて暮らすのはあまり気持ちよくはない。

 で、うちの場合はこの構造材に防腐処理されていないダグラスファーを使った。日本で米松として知られるダグラスファーは、自然の耐食性に優れ、パイン以上の強度を持っている。日本だとかなり割高になるらしいのだけど、幸いここNZではコストもほとんど同じなのだ。

 木の香りも良いし、シックハウス症候群とも無縁。NZ政府はさっさとCCAを規制して、将来の環境汚染の心配のないダグラスファーを奨励すべきじゃないのかなあ。

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NZで家を建てる・トラブルその1

 家の建築が始まって約一ヶ月。フレームがほぼ完成した。でも、ここで問題発生。窓のサイズと位置がどうみてもオーダーと違う。どうやら発注段階でアップデートされたサイズなどの情報が現場に伝わっていなかったらしい。

 結局、30キロ離れた窓屋まで出向いて再びサイズを確認。それから、現場で直接、ビルダーと一緒に修正すべき所を指示した。

 NZでの家づくりはストレスとの戦いといわれているので、この程度は想定の範囲内。でも、気づくのが窓枠を作り始めた後だったらもっと面倒なことになっていたかもしれない。

 ビルダーはとても良い人で信頼できそうなのだが、家は彼一人で作るわけではない。常に間違いは発生するものと思って構えていることが大切なのだ。

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