写真は2日前に生まれたばかりのキウィ。ロトルアにあるキウィ保護施設では人工ふ化プログラムによって毎年100羽以上の雛が誕生している。
ここでイタチなどの外敵に対抗できる大きさ(体重1キロ)になるまで育てられてから、卵を採集した森に帰される。
スタッフの仕事はヘルスチェック(体重、体長の測定など)、清掃、餌やり、必要に応じた投薬などだが、雛鳥の数が多いと目の回るような忙しさだ。中でも一日2回の餌やりはその雛のペースに合わせて必要な量を忍耐強く食べさせなければならない。
ちなみに雛鳥たちに食べさせるのは牛の心臓のミンチ。ビタミンなどを添加したスペシャルレシピである。高タンパクで脂肪分が少なく最適なのだそうだ。