サンタハウス

 米国では普通の家のXmasイルミネーションも相当ハデらしいですが、ニュージーランドは極めておとなしいものです。

 そもそも季節が逆で、今は最も日が長い時期なのでイルミネーションが美しく映えるようになるのは22時過ぎ。朝は朝で5時には明るくなってしまいます。これでは気張って電飾をはりめぐらせても、見せびらかし甲斐がないんじゃないかな。

 写真はクイーンズタウンの「サンタハウス」。一応、この辺りでは一番といわれてます。オーナーは幼稚園の園長先生。12月の電気代は数百ドルアップだそうです。

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ロハスなツリー?

 去年は裏山から適当な木を引っこ抜いてきたのですが、今年は端材があったので息子と一緒に手作りしました。

 本来のXmasツリーは永劫の命を象徴する常緑樹であるべきらしいけど、クリスチャンでもなんでもない我々には関係ないし、これはこれでシンプルでいいんじゃないかなあ。

 材料の木は余り物、オーナメントは去年の使い回し。唯一新しく購入したのは3ドルの電飾のみ。なんか、これってとってもロハス?

 いえ、単に既製品に購買意欲をそそられるものがないだけ。カッコよければ何でもいいんです。

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シンジラレナーイ!

 ニュージーランドに日本ハムファイターズがやってきた。44年ぶりの日本一。その優勝旅行である。新庄や小笠原の不参加で注目度は低いと思われていたが、それでも地元の札幌からはNHKを除く民放各局が同行してきた。

 我々は報道ではなく、某キー局正月特番用の取材。いつもの日ハム担当取材陣の中にあって、日本人のディレクター(私)とドイツ人のカメラマン、NZ人のサウンドマンの組み合わせはかなり目立つ。実際、新聞記者らしき人から2度ほど「地元の取材の方ですか?」と声をかけられた。あわよくば記事のネタにしようとしたのだろう「いえ、◯◯テレビです」というと拍子抜けした感じで離れていった。

 それにしても、日本のメジャースポーツ取材のデリケートさは相変わらずだ。今回の我々の狙いはヒルマン監督の単独インタビューだったのだが、現場にいってみたら「そんな話は聞いてないのでダメ」。もちろん事前に取材申請はしてあった。しかし、現場まで話が通っていなかったらしい。とりあえず、日本に国際電話をかけて改めて担当プロデューサーから札幌の日本ハムの広報に確認を取ってもらう。しかし、今度は取材の内容に横やりが入る。「こういう取材は内容が事前に伝わっていないのでは難しい」。

 担当者が眉をしかめる「こういう」内容とはヒルマン監督が住んでいる地元のファイターズファンへの感謝メッセージである。確かに、一部に最初の挨拶だけ日本語で言ってほしいとか、決まり文句の「シンジラレナーイ!」を含めてほしいというリクエストはあるが、それだってどうしてもという訳ではない。欲しいのは共に今シーズンの日本一の喜びを分かち合ったファンへのコメントである。時間にしてどんなに長くても10分。何故、これがそんなに問題なのか。いや、本当は問題ではないのだ。理由はだいたい見当がついているが、ここではそれについては述べない。

 ただ、この相当にやばーい状況でもそれほど悲観的にならずに済んだのは、メッセージをもらおうとしているのが日本人選手ではなく、アメリカ人の監督だったからだ。とにかく、こちらの取材意図を誠意を尽くして説明し、ダメならダメであきらめるので本人に聞くだけ聞いてみてほしいと頼んだら、「・・話だけはしてみます」と担当者。すると、テレビと新聞の囲みのあとで5分以内なら、という条件付きで意外とすんなりオーケーが出たのである。

 プロフェッショナルとしてファンの存在を常に意識している監督であれば、この取材を断る理由は全くない。ヒルマン監督はメジャーの経験こそないが、プロの姿がどうあるべきかは知っている。監督がもし日本人だったらこうはいかなかったのかもしれない。

 さて、すったもんだの末の単独インタビュー。きっとヒルマン監督はさっきまでのあーだこーだのやりとりには関わってはいないのだろう。始まってみれば、リハの時間もなかった日本語のセリフや得意のシンジラレナーイも快く収録させてくれた。あっさり、取材終了。

 かくも日本のメジャースポーツの取材は難しい。

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カブトとステーキ

 『ステーキのどん』『フォルクス』が、 CMに仮面ライダーを起用したそうだ。

 『仮面ライダーシリーズ』を含む日本の子供番組については、実は、あまり肯定的にみていない。小さいうちから戦いの場面を含む映像を大量に見せるのが、子供にいい影響を与えるとは思っていないからだ。でも、このCMには、元映像編集者としての興味が、むくむくと動いてしまった。

 現在放送中の第一弾は「ライダーは大忙し」編。『ステーキのどん』でアルバイト中の『仮面ライダーガタック』が、二人の女性と『仮面ライダーカブト』の3人に同時に声を掛けられるというもの。その続編3本が、ウェブサイトで公開されている。見た人の投票によって、実際にオンエアされるものが決まるのだそうだ。

 続編候補作3本を見てみたが、「おい、カブト!」編が断然面白い。握りこぶしの「ぎゅうぅぅぅ・・・」にすべてを語らせる構成は、ストイックでなかなか好みだ。(この手法は、現役時代よく使った)。他の2本にも、映像の片隅に何気なく(を装って)カブトの姿が映り込んでいる。どのバージョンもカブトの本音が透けて見え、それはおおよそ、ヒーローのイメージからはかけ離れている。

 既存のキャラクターを使うのは、あざとい、という印象があったが、このCMは演出と編集で、ヒーローの新たな一面を発掘している。CM作品としては、成功している方かな、と思う。

DON.jpg CMはこちらでみられます→ http://don-cm.jp/

5歳で習う英単語1

 小学校に通う5歳の息子は毎日リーディングの宿題を持って帰ってきます。エントリークラスといって、まだ1年生の前の段階にあたるレベルなので、とても易しい内容のはずなのですが、その中にもすでに知らない単語を発見して愕然とすることがたまに・・いえ、しばしばあるんです。
 例えばコレ。

 feeler

 これは昨日の宿題にあった単語。
 意味、知ってます?

Jリーガーにするなら4月

 今日の産経新聞の記事「早生まれは得?損?」の中でちょっとビックリするデータが紹介されていた。

 J1(Jリーグ)に所属する選手たちの数を誕生月別に調べてみたたところ、トップが4月で73人、次が5月で64人、逆に一番少ないのは2月の24人で、3月が27人。つまり、生まれが4月に近いほど数が多いという傾向があるというのだ。

 記事の趣旨は1月から3月に生まれたいわゆる早生まれの子供は、4月以降に生まれた子供たちに比べて幼いため、学習や社会的な活動といった側面で不利になるという可能性の話なのだが、4月から3月に向かってここまで見事に下降線を描いていると、何らかの因果関係があるとしか思えない。

 確かに、自分が子供を育てるようになってみると、年齢が低い時期の11ヶ月の差がいかに大きいかを実感する。それは年齢とともになくなるものだと思われているが、もしかしたら子供の人生に想像以上に大きな影響を与えるものなのかもしれない。

 実はニュージーランドにはこの問題は存在しない。なぜなら、月齢格差自体があり得ないからだ。この国の小学校入学年齢は5歳から。5歳になる年からではない。5歳の誕生日が入学の日なのだ。

 うちの息子も幼稚園の最終日に一人で誕生日を祝ってもらって、翌日にはやっぱり一人で小学校のクラスに紹介された。まるで転校生のようだが、これがそれぞれの子供ごとに繰り返される。

 当然、涙の卒園式も感激の入学式もなんにもない。ちょっと(かなり)寂しい気がして、なんだかなあと思っていたが、この因果関係が本当ならば仕方がない。日本も早急にこの制度を見習うべきだろう。なにしろ、生まれた月によってJリーガーになれる確率が最大で3倍も違ってしまうのだから。(写真は息子のキンディ最終日)

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